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野ねずみである、ぐりとぐらが森の中へさんぽに出かけ,大きなたまごを見つけます。ぐりとぐらはカステラ作りに挑戦して、「ぼくらのなまえはぐりとぐら このよでいちばんすきなのはおりょうりをすること たべること ぐりぐら ぐりぐら」とリズム感あふれる言葉で物語は進みます。ぐりとぐらの仕草がとてもかわいくて、ワクワクしながらカステラのできる様子をみつめる動物たちの表情がイキイキ描かれて、楽しい食のあるこの絵本は、温かいぬくもりを与えてくれます。食べることの大切さ、皆で分け合って食べることの喜びを見事に描いています。